発注業務の効率化!「i-Rental 注文」による現場用品のオンラインレンタルサービス

現場でのレンタル用品の発注ってめちゃくちゃあるんです。

バックホウ、タイヤショベル、発電機、ランマ―、水中ポンプ…
現場を施工するのに必要なものがいつからいつまで必要か。そんな管理も私たち施工管理の大切な仕事の一つです。

自社保有の重機とかがある会社だともう少し減るのかもしれませんが、弊社のように重機を保有していない会社だとレンタル品もしくは、協力業者保有の重機などで現場を施工することとなります。

そんなレンタル品の発注業務を改善するDXツール「i-Rental 注文」の実証実験をスタートしました。

目次

北海道では初の試み。3社による実証実験のスタート

今回、SORABITO株式会社より開発された「i-Rental 注文を、弊社 株式会社田中組と全道で建設機械などのレンタルを行っている北海産業株式会社と共同で、現場における活用の実証実験を開始しました。

アマゾンや楽天、ネット注文での生活がもはや当たり前となっている世の中ですから、「建設用品のネット注文」これが浸透しないはずはない!
そんな確信があるなかで、今回は北海道開発局発注の「北村遊水地道道岩見沢月形線下流工区移設工事」にて活用の実証実験を行いました。

意外となかった建設用品のネットでのレンタル注文

これまで、現場の事務用品などの購入なんかではネット注文という方法もあったのですが、レンタル品のネット注文というのが、弊社では活用例がありませんでした。

こんな感じで建機やその他レンタル用品の注文は、カテゴリー選択から選ぶことも可能ですし、履歴お気に入り登録したものからも注文することが可能となっております。

また、どんなものをレンタルしているか一覧表ですぐに確認することもできます。

もちろんネット注文ですので、現場にいながら在庫状況を確認して、スマホからぱぱっと注文することもできちゃいます。

従来ですと、営業担当の方へ直接電話をして注文するという流れでしたが、注文するレンタル用品が多くなると、発注忘れだったり、他の人と発注被りをしてしまうみたいなミスが結構多くなったりもしてました。

しかし、実証実験の中で「i-Rental 注文」を活用することで、これらの発注業務に関するミスが大幅に減少するという効果が見られました。

現場での作業は場合によって、朝早くから動くことや夜遅くまでかかってしまうこともしばしばあったりします。(最近はシフト制を導入してるため減少傾向です。)
そんな時、「○○を注文したい」なんてふと思うときがあるのですが、「営業担当の方は業務時間外だよなあ」と諦め、そのまま発注すること自体忘れてしまう…
結構、建設現場あるあるなのではないでしょうか。(筆者が忘れやすいだけ)

そういったときでも「i-Rental 注文」は、発注内容がレンタル会社側(北海産業株式会社)のタイミングで確認することが可能ですので、私たち施工会社からしても、時間に縛られることなく注文することができます。

今後の展望

「i-Rental 注文」は現場の業務改善に大いに役立つと確信しております。
短い期間ながらもすでに現場担当者からは絶賛されており、今後は活用できる現場をどんどん増やしていけたらと思います。

また、発注業務が電話からネット注文に切り替わることによって、経験の少ない若手社員が自分で考えて発注し、その発注内容を上司は「i-Rental 注文」上で確認する。
発注が可視化されることで、そんなことが可能となりますので、人材育成の面でも効果があると期待しております。

今後は社内でより浸透させていくことを目指し、施工会社とレンタル会社双方でWin-Winな業務効率に繋がることを期待してます。

今回の取組を北海道通信の紙面にて掲載して頂きました。

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この記事を書いた人

DXを通して、建設業の楽しさを伝える!
入社9年目
現場業務のDX化、建設業の魅力発信を主な業務として行っております。
弊社の取組についての情報を発信していきます。

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